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退去費用が高すぎて払えない時の対処法3選!100万円は高い?払わないとどうなる?

退去費用が高額で払えないときの対処法3選 費用払えない

賃貸の退去時に想定以上の費用を請求され、高すぎる!と驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。

退去費用はすべてを支払う義務があるわけではなく、分割払いや交渉によって負担を軽減できる方法が存在します。

注意点は、退去費用を支払う際は原則現金一括払いであること。

仮に退去費用を払えないと裁判を起こされてしまい、最悪給与の差し押さえが行われることもあります。

給与の差し押さえを行う場合、勤務先に通達がいくため、支払いしていないことがバレてしまいます。

手元にお金がなく勤務先にバレたくない場合は、カードローンを利用することで、50万円以内であればすぐに準備することも可能です。

一旦退去費用を全額支払い終えれば、あとはカードローンの返済をしていくだけなので、訴訟のリスクを減らせます。

以下の記事では、さまざまなお金を借りる方法を紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
どうしても30万必要な方へ!今すぐ現金が必要だけど無審査で借りれる?借入以外の方法もご紹介

本記事では、退去費用が高すぎて払えない場合の対処法や安く抑える方法など、退去費用についてありがちな悩みを詳しく解説します。

適正な対応で無駄な出費を防ぎ、退去費用の負担を最小限に抑えましょう。

退去費用を払えない時の対処法3選

退去費用を払えない場合は、以下のように対処法が3つあります。

※タップすれば該当箇所にジャンプします

まずは管理会社・家主に相談

退去費用の支払いが難しい場合、まずは不動産会社や管理会社、家主に相談してください。

交渉の結果、分割払いに対応してくれたり、支払いの期限を延長してくれたりする場合があります

家族に立て替えてもらう

家族に「賃貸物件の退去費用を支払えない」と正直に伝えてください。

お金の管理能力が欠けている点を指摘されたり、退去費用を支払えない理由を厳しく追及されたりする可能性も高いです。

それらの言葉をしっかりと受け止め、これから改善する旨を約束した上で退去費用の立て替えをお願いしましょう。

カードローンでお金を借りる

「管理会社への相談や家族に建て替えてもらうのが面倒だ・すぐに支払いしてトラブルを起こしたくない」という人は、お金を借りて退去費用を支払うのも方法の一つです。

消費者金融カードローンは最短即日融資が可能で、30万円程度の金額であればすぐに借りることが可能です。

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退去費用に100万円はありえる?

気になる退去費用の金額ですが、一般的には10万円前後とされています。

しかし中には100万円程度を請求され、高すぎると焦った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論、退去費用に100万円を支払う可能性はあります

傷や汚れがあったとしても、一般人が住める程度の汚れや傷であれば、なかなか100万超えの請求まではいかないと考えて良いでしょう。

ですが、部屋が広い、掃除や手入れをしていない、部屋が汚れるような行動をしてしまった、という人は退去費用が高額になってしまいます。

また、不当に請求されている可能性も考えられるため、本当に100万円支払う必要があるのか、以下の典型的なパターンを知っておく必要があります。

※タップすれば該当箇所にジャンプします

1.原状回復費用が高額になるケース

退去時に必要な原状回復費用は、経年劣化や通常使用による損耗を除き、借主が負担するものです。

しかし、以下のようなケースでは、修繕費が大幅に膨らむ可能性があります。

  • タバコのヤニや臭いが壁や天井に染みついている
    →壁紙の張り替えだけでなく、クロスや天井の交換が必要になる
  • ペットを飼っていて床や壁に傷・臭いがついている
    →フローリングの張り替えや消臭処理が必要になる

ペットがいる家庭の壁の様子

2.クリーニング費用が異常に高いケース

通常、退去時のハウスクリーニング費用は3~5万円程度が相場ですが、部屋が極端に汚れている場合は大幅に増額されることがあります。

  • 水回りのカビやサビがひどく、通常の清掃では落ちない
  • 油汚れやシミがひどく、特別な清掃が必要になる
  • 害虫(ゴキブリ・ダニ・ネズミなど)の駆除費用が発生する

これらが積み重なると、清掃費用だけで10万円以上になることも珍しくありません。

3.設備の破損、交換費用が発生するケース

アパートのような賃貸物件の設備家電は、通常の使用で故障した場合は大家側の負担になります。

しかし、以下のようなケースでは借主に責任が発生し、高額な費用を請求されることがあります。

  • お風呂が使い物にならず、取り替える必要がある
  • キッチンのIH・ガスコンロが破損して交換が必要
  • 温水便座や給湯器が壊れ、新品交換になった

アパートの築年数によっては全額負担にはならない場合もありますが、設備が比較的新しい場合は、多額の費用が請求される可能性があります。

4.契約内容による特別な費用が発生するケース

賃貸契約の内容によっては、通常より高額な退去費用が発生することがあります。

例えば、以下が該当します。

  • 「ハウスクリーニング代○○万円」と契約書に記載されている
  • 敷金0円の物件で、退去時の清掃費や修繕費をすべて借主が負担する
  • 1ヶ月分の敷金は、退去時のクリーニング費用に充てる など

賃貸借契約書の特約にこのようなことが記載されていた場合、別で退去費用がかかる場合があります。

まずは、賃貸借契約書を再度見直し、自分にとって不利な情報がないかチェックしましょう。

特に「敷金なし・礼金なし」の物件は、退去時に一括で多額の費用を請求されるケースがあるため、注意が必要です。

退去費用が払えないとどうなる?

退去費用が払えないと連帯保証人に迷惑をかけたり、裁判沙汰に発展したりするリスクが発生します。

退去費用を支払わないからといって、すぐに連帯保証人に連絡が入る・裁判沙汰にはなりません。

最初は管理会社や家主から、退去費用の支払いに関する連絡が入ります。

「退去費用が高すぎる」「期日までに支払いができない」と感じた場合は、この連絡の時点で費用の相談や期限延長などの交渉をしてください。

交渉内容通りに退去費用を支払えば、大きなトラブルへ発展せずに済みます

連帯保証人に迷惑をかける

賃貸契約時に、家賃保証会社(賃貸保証会社)を設定していない場合、連帯保証人を立てるのが一般的です。親や親戚などの身近な方が連帯保証人になるケースが多いでしょう。

連帯保証人は借主に代わって、家賃や退去費用を支払う義務が発生します。

退去費用を支払わないでいると連帯保証人に金銭的負担がかかってしまうため、連帯保証人と借主との今後の関係性の悪化は避けられません

管理会社や家主から少額訴訟の裁判を起こされる

退去費用の支払いを放置したままでいると、家主や管理会社から少額訴訟を起こされる場合があります。

家主や管理会社が勝訴したら、借主の財産を調査。給与や預金口座を差し押さえられ、結果的に勤務先に知られることになります。

また、裁判所へ行くための手間や時間もかかるため、かなり面倒ですよね。

このようなリスクを避けたいのであれば、消費者金融カードローンなどでお金を借りて解決する方法があります。

法律を守って運営しているため、違法な取り立てをされることもありません。

退去費用の支払いは退去日から1ヶ月後

退去費用支払いの流れ

退去費用の支払いは、退去日から一ヶ月後になっています。

退去後の新しい引っ越し先の住所に、請求書や見積書が届くので確認を忘れないようにしましょう。

送られてくる請求書や見積書には、修繕費・ハウスクリーニング代などの原状回復費用が記載されています。

高すぎる退去費用を安く抑える方法

場合によって高額になる退去費用ですが、いざ自分が支払う際は少しでも安く済ませたいですよね。

事前の対策次第では、退去費用を抑えられる可能性があることをご存じですか?

ここでは、高すぎる退去費用をできるだけ安く抑える具体的な方法を紹介します。

入居時の状態を記録する

賃貸契約時に部屋の状態をしっかり記録しておくことは、退去時の不要な修繕費を避ける上で非常に重要です。

貸主側(大家・管理会社)に「入居時にはなかった損傷」と判断されると、修繕費を請求される可能性があるからです。

具体的な記録の方法は以下です。

  • 入居時に部屋の写真・動画を撮影する(傷・汚れ・設備の状態を記録)
  • 管理会社の立ち会い時に記録を共有する(書面で確認できるとベスト)
  • 契約書に記載されている設備の状態が適切か確認する

例えば最初から壁に小さな穴が空いていた場合、自分がつけた傷ではないという証拠を提示できれば、不当な請求を回避できます。

最初からあった傷や汚れは借主が負担するべきではないため、それを証明するために入居前の記録を残すことはとても重要なのです。

契約書やガイドラインを確認する

高額な請求が発生した場合、まず請求が適正かを確認することが重要です。

そのためには、契約書や国のガイドラインをチェックする必要があります。

まず、契約書において確認すべきポイントは以下です。

  • 退去時のクリーニング費用の規定
  • 原状回復費用の負担割合
  • 敷金の扱い

「ハウスクリーニング費○万円」などと契約書に明記されている場合は、原則としてその費用を支払う必要があります。

一方、契約書に記載がない場合、過剰請求の可能性があるため交渉の余地があります。

国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、以下のように明記されています。

※一部抜粋

物件が、 契約により定められた使用方法に従い、かつ、社会通念上通常の使用方法により使用していればそうなったであろう状態であれば、使用開始当時の状態よりも悪くなっていたとしてもそのまま賃貸人に返還すれば良い

引用元:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン – 国土交通省

つまり、通常の生活をするにあたって、発生しないと考えられる破損や汚損は借主負担、年月がたって品質が下がる経年劣化については家主の負担としています。

経年劣化と通常損耗はすでに賃料に含まれている考え方が基本としてあり、修繕費用を追加で支払う必要がないと判断しているからです。

このようにガイドラインを参考にすることで、 過剰請求を防ぐための根拠を示し、管理会社と交渉する材料になります。

日々清掃を行う

日々の掃除を怠ると、退去時のクリーニング費用が高額になる原因になります。

特に、 水回り・キッチン・床・壁の清掃はこまめに行いましょう

以下は、汚れを放置することで発生する高額請求の例です。

  • 水回りのカビ・サビが取れず、特殊清掃費用がかかる(+2万円~5万円程度)
  • 油汚れがひどく、壁紙や換気扇の交換が必要になる(+5万円~10万円程度)
  • フローリングの汚れが沈着し、張り替えが必要になる(+10万円以上程度)

特にカビや頑固な油汚れは、通常のクリーニングでは落ちず、特殊清掃や壁紙の張り替えが必要になることがあります

このような場合は、一気に数万円〜数十万円の追加費用が発生する可能性があります。

簡単にできる対策として、以下が挙げられます。

  • 排水口・シンクのカビ取り
    →週1回の掃除が理想
  • 換気扇の油汚れをこまめに拭く
    →油汚れがこびりつく前に掃除
  • フローリングは定期的に掃除機をかけ、水拭きを行う
    →汚れを沈着させない

日頃のちょっとした手入れが、最終的に数万円~数十万円の節約につながります。

管理会社や大家さんに相談する

退去費用が高額になりそうな場合は、早めに管理会社や大家さんに相談することが大切です。

事前に相談することで、一部費用の減額や分割払いに応じてくれる可能性があるからです。

例えば、クリーニング費用が20万円と請求されたが、契約書には明記されていなかったケースの場合、交渉次第で減額できることがあります。

「じゃあ10万円までなら…」と歩み寄ってくれる管理会社もあるでしょう。

支払いが困難な場合は、分割払いの交渉も可能です。

滞納を続けると信用情報に傷がつく可能性があるため、 支払えないときこそ早めの相談が重要です。

退去費用が高すぎて払えない場合の相談先

退去費用が高すぎて払えない場合、管理会社や大家さんに相談する他に、以下のような相談先があります。

退去費用が不当に高いと感じ、納得がいかない場合でも相談可能です。

無料で相談できる窓口もあるため、状況に応じて適切な機関に相談してみましょう。

相談窓口 相談内容 連絡先
消費者ホットライン 退去費用の不当請求など消費者トラブル全般 188
国民生活センター 退去費用の高額請求が妥当かどうかの相談 03-3446-1623
法テラス
(日本司法支援センター)
弁護士・司法書士による無料相談 0570-078374
日本賃貸住宅管理協会 居住者の賃貸住宅のトラブル相談 書面(WEBフォーム、FAX、手紙)
FAX:03-6265-1556
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー18階
(公財)日本賃貸住宅管理協会「賃貸住宅に関するご相談窓口」宛

そもそも退去費用は絶対に払わないといけない?

ここまで退去費用の話をしましたが、「そもそも退去費用は本当に支払う必要があるの?」と疑問に思いますよね。

今まで解説した通り、退去費用は原状回復費用やハウスクリーニング代、修繕費などが含まれますが、すべてを借主が負担するわけではありません。

退去時に余計な費用を支払わないためにも、しっかりと確認しておきましょう。

【退去費用で支払わないといけないもの】

退去費用で支払わないといけないもの

・カーペットに飲み物などをこぼしたことによるシミやカビ
・引越作業などで発生したフローリングの引っかき傷
・借主が日常の清掃を怠ったための台所の油汚れ
・借主の結露放置が理由で拡大したシミやカビ
・落書きなどの故意による毀損(壁、天井、クロスなど)
・壁などのくぎ穴、ネジ穴(重量物をかけるためにあけたもの、下地ボードの張替えが必要な程度のもの)
・借主が天井に直接付けた照明器具の跡
・風呂、トイレ、洗面台の水あかやカビ(借主人が清掃・手入れを怠ったために汚損が生じた場合)
・戸建賃貸住宅の庭に生い茂った雑草

【退去費用で支払わなくてもいいもの】

退去費用で支払わなくていいもの

・畳の裏返し、表替え
・網戸の張替え
・フローリングのワックスがけ
・家具の設置による床やカーペットの設置跡やへこみ
・日照、建物構造欠陥による雨漏りなどで発生した畳の変色、フローリングの色落ち
・テレビや冷蔵庫の後部壁面の黒ずみ
・壁に貼ったポスターや絵画の跡
・下地ボードの張替え不要な程度の壁の画びょうやピンの穴
・エアコン設置による壁のビス穴や跡
・日照などの自然現象によるクロスの変色
・消毒
・浴槽、風呂釜などの取り替え(破損はしていない状態で次の入居者確保のために実施するもの)

参考元:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン|国土交通省住宅局

退去費用の相場【間取りによって異なる】

退去費用の相場は、賃貸物件の広さや間取りによって異なります。

リクルート住まいカンパニーによる「引越しに関する実態把握調査」のインターネット調査では、以下のような結果が出ています。

間取り 追加で支払った平均額
1R 6万9,000円
1K 7万6,982円
1DK 9万1,033円
1LDK 12万6,656円
2K 9万1,722円
2DK 11万7,254円
2LDK 14万7,651円
3K 8万4,364円
3DK 14万6,009円
3LDK 16万8,636円

参考元:退去時、敷金いくら払った?&返ってきた?|引越し見積もり・比較【SUUMO】

高額になりやすい、設備ごとの費用相場は以下のようになります。

設備 費用相場
トイレ 5万円~30万円
キッチン 3万5000円~100万円
お風呂 20万円~80万円
換気扇 8000円~40万円

また部屋が広いほど壁紙やフローリングの修繕箇所も増えるため、ハウスクリーニング代も高額になります。

修繕箇所 1㎡あたりの費用
壁紙 約1000~2000円
フローリング 約2000~13000円

高すぎる退去費用に関するよくある質問【Q&A】

退去費用はクレジットカード払いができますか?

場合によってはカード払いできる賃貸会社もありますが、退去費用は基本的に現金振込のため、現金を用意する必要があります。
すぐに現金を用意できないという場合は、消費者金融カードローンの利用を検討しましょう
大手消費者金融では、最短即日融資に対応しているためすぐに借りることができます。

詳しく知りたい方は、ぜひ以下記事をご覧ください。
どうしても30万必要な方へ!今すぐ現金が必要だけど無審査で借りれる?借入以外の方法もご紹介

退去費用の分割払いはできますか?

退去費用は原則一括払いのため、分割払いはできません。
どうしても一括で払えないといった場合は、まずは大家さんや管理会社に相談しましょう。