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審査が甘いカードローンはどこ?消費者金融と銀行どちらがいい?

審査甘いカードローン アイキャッチ 審査が不安

消費者金融や銀行のカードローンでお金を借りる際には、審査に通る必要があります。

そのため、審査が甘い、もしくは審査なしで借りられるカードローンは存在しません。

カードローンの審査難易度は、以下のようになっています。

カードローンの審査難易度

銀行カードローンの審査基準は、警視庁データベース照会、保証会社の仮審査、銀行の本審査があり、厳しく設定されています。

一方で、消費者金融のカードローンの審査は、信用情報だけでなく、勤務先や居住形態なども含めて総合判断されるなど、銀行カードローンとは異なる基準で行われます。

そのため、審査が不安な人は、銀行カードローンより消費者金融カードローンがおすすめです。

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※₃お申込の曜日、時間帯によっては翌日以降となる場合があります。
※₄メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です

  1. 審査が甘いと断言できるカードローンは存在しない
    1. 消費者金融と銀行がカードローンサービスを取り扱っている
  2. カードローンの審査でみられる3つの情報
    1. 【本人の属性】
    2. 【信用情報】
    3. 【借入情報】
    4. 申込から借入れ開始までの流れ
  3. 消費者金融カードローンは貸金業法による規制がある
    1. 総量規制によって貸付額の上限を定めている
    2. 貸金業法で誇大広告を規制している
    3. 契約締結の際には顧客の返済能力の調査を義務付けている
  4. 銀行カードローンは消費者向け貸付けに係る申し合わせを定めている
    1. 信用情報機関の情報を活用
  5. 大手消費者金融はパート・アルバイト収入があれば学生や主婦も利用可能
    1. 【アイフル】最短18分※のスピード融資に対応
    2. 【プロミス】Web・アプリから申し込めば最短3分の即日融資が可能
    3. 【SMBCモビット】電話連絡原則なし・最短15分融資
    4. 【アコム】成約率が高くて初めての人も借りやすい
    5. 【レイク】は選べる最短25分融資と選べる無利息サービスが魅力
  6. 中小消費者金融は独自基準を設けていて審査が柔軟な傾向
    1. 【ベルーナノーティス】配偶者貸付で専業主婦も利用可能
    2. 【アロー】アプリから申し込めば郵送物の送付なし
    3. 【エイワ】対面与信での丁寧なヒアリングを実施
    4. 【セントラル】即日借入に対応・最大30日間の無利息サービスを提供
    5. 【フクホー】顧客の現状を考慮して審査通過可否を決定
  7. 銀行カードローンは安定収入があり信用情報に問題ない人におすすめ
    1. 【楽天銀行スーパーローン】ランクに応じて審査優遇
    2. 【auじぶん銀行カードローン】スマホだけで手続きが完結
    3. 【三井住友銀行カードローン】カードレス契約が可能
    4. 【三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」】口座開設なし借りられる
    5. 【横浜銀行カードローン】借入限度額は最大1,000万円
  8. カードローンの審査に落ちる人に共通する特徴と対処方法
    1. 申込条件に該当していない
    2. 返済能力を有していない
    3. 信用情報に金融事故の履歴がある
    4. 短期間に複数社のローンに申し込んでいる
    5. 他社借入金額が多い
    6. 申込情報を正しく登録しなかった
    7. 必要書類を提出していない
  9. カードローンの審査に落ちた時の対処法
    1. 他社で申し込みをする
    2. 期間を開けたうえで再申込する
    3. カードローン以外の方法でお金を調達する
  10. カードローンに申し込むときの注意点
    1. 事前に返済計画を立てておく
    2. 希望借入限度額が必ず通るとは限らない
    3. 勤務先に在籍確認の電話連絡が入る場合がある
    4. 「審査なし」「誰でもお金を借りられる」と謳う業者から借りない
  11. カードローン選びに困ったらどうする?自分に合ったカードローンの選び方
    1. 金利の低さ
    2. 借入限度額が必要額を上回っているか
    3. 融資までに要する時間
    4. 無利息サービスの提供
  12. 審査が甘いカードローンを知りたい人のQ&A
    1. 借入金額が少なければ審査に通る?
    2. ネット銀行は審査に通りやすい?
    3. クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いは?
    4. 消費者金融や銀行の系列や規模によって審査が甘くなる?
    5. 審査に落ちたことが周りにバレる可能性は低い?
    6. 固定電話があると審査が有利になる?

審査が甘いと断言できるカードローンは存在しない

消費者金融や銀行には、審査なし、または審査が甘くて誰でも借りられると断言できるカードローンは存在しません。

仮にそのようなローンがあれば、金銭的余裕がある人か、違法業者(闇金)を利用している可能性が高いです。

各カードローン会社は独自の審査基準を設けており、基準を満たさなければ審査に落ちます。

審査基準は非公開ですが、申込者の収入や属性、個人信用情報などが重視されるのが一般的です。

消費者金融と銀行がカードローンサービスを取り扱っている

カードローンは、消費者金融と銀行が提供するローンサービスに大別されます。

専用のローンカードを使ってATMから現金を引き出したり、カードレスでパソコンやスマートフォンから振込融資を依頼したりして、設定された利用限度額内で必要な金額を借りることができます。

消費者金融と銀行カードローンはいずれも、無担保・保証人不要、資金使途自由(事業資金を除く)という共通点がありますが、審査基準や貸付条件は各社で異なります。

「すぐにお金が必要」「低金利で借りたい」など、目的に応じて申込先を選ぶとよいでしょう。

【消費者金融カードローン】

消費者金融は、カードローンやおまとめローンなど個人向け融資を専門とする貸金業者です。

一部の消費者金融では、ビジネスローンや個人事業主向けの融資も取り扱っています。

消費者金融は、財務局や都道府県の認可を受けた貸金業者であり、貸金業法が適用されます。

この法律では、貸付金額の上限、適用金利、返済能力の調査などが細かく規定されており、違反した場合には罰則が科されます。

そのため、安心して借り入れが可能です。

消費者金融の特徴として、即日融資や24時間365日Web申し込みが可能な利便性の高さが挙げられます。

当日中の借入が可能なほか、契約日または借入日の翌日から一定期間は利息がかからない無利息サービスを提供している業者も多く見られます。

無利息期間や条件は業者ごとに異なりますが、「30日以内に返済すれば利息は不要」といったサービスが一般的です。

ただし、銀行カードローンに比べて上限金利が年18.0%と高く、総量規制により年収の3分の1を超える貸付は受けられません。

そのため、短期間での返済が見込まれる方に適しています。

大手消費者金融には、アコム、アイフル、プロミス、SMBCモビット、レイクなどがあり、地域密着型の中小業者も存在します。

どちらも認可を受けた登録業者で安心して利用できますが、中小業者は最高貸付限度額が低く、申込や返済方法が限定されていることが多いため、利便性やお得さの面では大手に劣る傾向があります。

利便性やお得さを重視する方は、以下の公式サイトの借入診断で、まずは借入可能かどうかを確認してみましょう。

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【銀行カードローン】

銀行カードローンは、メガバンク、地方銀行、信用金庫などの金融機関が提供するローンサービスです。

金利は年14.0〜15.0%程度と消費者金融より低く設定されていますが、融資までに時間がかかり、借入できるのは最短でも翌営業日以降です。

そのため、すぐにお金が必要な場合は消費者金融のカードローンが適しています。

銀行との取引状況によって、金利優遇やATM手数料無料などの特典が受けられる場合もあります。

ただし、一部の銀行では返済を口座振替に限定しているため、契約時に返済用口座の開設が必要な場合があります。

事前に詳細を確認しておくとスムーズです。

銀行カードローンには銀行法が適用され、総量規制の対象外となります。

ただし、銀行は独自の基準を設けており、顧客の返済能力を超える借入はできない点に注意が必要です。

カードローンの審査でみられる3つの情報

カードローンの審査では以下の3つが見られます。
カードローンの審査で見られる3つの情報

カードローンの審査では、返済能力が重要視されます。

返済能力は「支払い能力」とも呼ばれ、契約時に定めた返済計画を継続できるか、債務を履行できるかを評価する指標です。

返済能力の判断には、以下の項目が考慮されます。これに加えて、書類確認や在籍確認が行われ、融資の可否や適切な利用限度額が総合的に判断されます。

【本人の属性】

本人の属性とは、返済能力に直結するさまざまな個人情報です。カードローンを取り扱う消費者金融と銀行の多くが「年齢18歳または20歳以上」「安定収入の継続性」を申込条件としていますが、その他に以下のような項目をチェックします。

  • 年収
  • 勤務先
  • 雇用形態(正社員・契約社員・パート・アルバイトなど)
  • 勤続年数
  • 勤務先の企業規模
  • 家族構成
  • 配偶者の有無
  • 住居情報(賃貸・持ち家)

カードローンの審査では、属性をスコアリング(点数化)し、その合計点で評価・判断します。

たとえば「正社員の方がパート・アルバイトより雇用の継続性が高い」「持ち家があると、返済不能時に差し押さえが可能」といった理由で高評価を得やすくなります。

そのため、信用情報や借入情報に問題がなくても、属性の評価が低いと審査に通らない場合があります。

また、属性の評価基準はカードローン会社ごとに異なるため、同じ属性でも審査結果が異なることがあります。

【信用情報】

信用情報とは、クレジットカードやローンの申込・利用履歴に関する情報です。

 

信用情報機関と申込者、カードローン会社との関係

 

これらの情報は、内閣総理大臣から指定を受けた信用情報機関で登録・管理されています。

カードローンの審査では、必ず信用情報の照会が行われることを認識しておきましょう。

指定信用情報機関 主な加盟会員
株式会社シー・アイ・シー(CIC) クレジットカード会社、貸金業者など
株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融、信販会社、保証会社、リース会社など
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行、銀行系列のクレジットカード会社や信用保証協会、信用金庫、信用組合など

信用情報には、犯罪歴や既往歴など借入に関係しない情報は登録されていません。

過去のクレジットカードやローンの利用状況を客観的に記録したもので、借入に関するトラブルの有無を確認するために参照されます。

信用情報機関には、消費者金融や銀行、クレジットカード会社、信販会社などが加盟しており、その情報は加盟企業間で共有されています。

他社での返済遅延も照会によって確認できますが、不利な情報がある場合でも、最終的な審査結果はカードローン会社によって異なります。

【借入情報】

他社からの借入があるだけでは、カードローンの審査に落ちることはありません。

ただし、借入が多いと返済不能のリスクが高いと判断され、審査が不利になる傾向があります。

消費者金融などの貸金業者からの借入については、総量規制に抵触していないか注意が必要です。

総量規制とは、「貸金業者からの借入金額の合計が年収の3分の1を超える場合」に新規借入ができなくなる規制です。

申込から借入れ開始までの流れ

消費者金融や銀行によって多少の違いはあるものの、カードローンの申込から借入れ開始までの一般的な流れは以下のとおりです。

STEP
1

カードローンへ申し込むための事前準備


STEP
2

カードローンの申込手続き


STEP
3

必要書類の提出


STEP
4

審査(消費者金融や銀行によっては在籍確認の実施)


STEP
5

審査結果の連絡


STEP
6

審査通過の場合は契約手続き


STEP
7

カード発行(カードレス取引の場合は不要)


STEP
8

利用開始

利用するカードローンを選んだら、必要に応じて書類を取得し、銀行カードローンの場合は口座を開設してください。

その後、公式サイトやアプリから申込手続きを行い、必要書類を提出します。

申込完了後、属性情報や信用情報、提出書類をもとに審査が行われ、審査結果は登録したメールアドレスやSMS、電話などで通知されます。

消費者金融や銀行によっては、審査時に勤務先へ在籍確認の電話が行われる場合もあります。

最近では、電話連絡や郵送物なしでプライバシーに配慮する消費者金融も増えていますが、すべてのカードローン会社に共通するわけではありません。

消費者金融カードローンは貸金業法による規制がある

カードローンの審査が甘くない理由の一つは、貸金業法による規制です。

貸金業法は、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者への規制や、借入に関するルールを定めた法律です。

多重債務者の増加が社会問題となったことを受け、2006年に改正貸金業法が成立し、2010年に完全施行されました。

この改正は、返済能力を超える借入を防ぎ、安心して借り入れができる環境を整えることを目的としています。

貸金業法で顧客に関わる主な規制は以下の3点です。

貸金業法で顧客に関わる主な規制
総量規制 年収の3分の1を超える貸付を禁止
誇大広告の禁止 誤解を与える宣伝の規制
返済能力の調査義務 貸付時に顧客の返済能力を確認する義務

財務局や都道府県の認可を受けた貸金業者は、必ず審査を行います。そのため、「審査が甘い」「審査なし」「いくらでも借りられる」など、借入が容易であると誤解させる表現は使用しません。

総量規制によって貸付額の上限を定めている

貸金業法の総量規制により、消費者金融などの貸金業者は、利用者の年収の3分の1を超える貸付を行うことが禁止されています。

総量規制は、過剰な貸付や多重債務者の増加を防ぐために設けられた制度です。

たとえば、年収が300万円の場合、貸金業者からの借入上限は100万円となります。

3社からの借入金額

 

この制限は1社ごとではなく、複数の貸金業者からの借入額を合算する点に注意が必要です。

すでに他社から50万円を借りている場合、新たに60万円を借りようとすると、総借入額が110万円となり、総量規制に抵触します。

貸金業法で誇大広告を規制している

貸金業法第16条にて誇大広告を規制しているため、「審査が甘い」「審査なし」といった表現を用いることは貸金業法に反します。

”貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。”

引用元:貸金業法 | e-Gov 法令検索

審査基準はカードローン会社ごとに異なるため、審査通過の難易度は一律ではありません

たしかに「銀行より消費者金融のほうが審査に通りやすい」という口コミもありますが、それは実際に利用した人の評価に基づくものです。

貸金業法で誇大広告が規制されているため、カードローン会社が審査基準を公表することはありません。

契約締結の際には顧客の返済能力の調査を義務付けている

カードローン契約締結の際には、審査なしは有り得ません。

貸金業法の第13条にて、顧客の返済能力の調査を義務付けているからです。

”貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。”

引用元:貸金業法 | e-Gov 法令検索

返済能力を確認するために、審査は欠かせません。

審査を通して、顧客の収入や信用情報の履歴、他社借入の状況などを調査し、貸付を行うのに相応しい人物であるかどうかを判断しているのです。

”貸金業者には、個人向けの貸付けに係る契約または個人と保証契約を締結しようとする場合に、指定信用情報機関の保有する信用情報を使用した返済能力の調査を義務づけるとともに、貸付けに係る契約を締結した場合は、遅滞なくこの貸付けに関する信用情報(個人信用情報)を加盟している指定信用情報機関に提供することを義務づけています。”

引用元:指定信用情報機関について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

また、貸付を行ってその利息で利益を得るという意味でも、顧客が返済能力を有しているかどうかは、貸し倒れや損失の発生を防ぐために必ず確認されるポイントといえるでしょう。

銀行カードローンは消費者向け貸付けに係る申し合わせを定めている

銀行法に基づいて貸付を行う銀行カードローンは、貸金業法の対象ではありません。

しかし、審査なしや審査が甘いと判断しないでください。

法律は異なるものの、銀行も消費者向け貸付けに関する申し合わせを定めています。

”1.配慮に欠けた広告・宣伝の抑制

銀行は、消費者向け貸付けに関する広告・宣伝を実施する場合、改正貸金業法の趣旨を踏まえて適切な表示等を行うよう努める。

例えば、銀行カードローンが改正貸金業法による総量規制の対象外であることや、高額の借り入れであっても年収証明書が不要であることを強調するなど、銀行による貸付けがお客さまにとって過剰な借り入れとならないための配慮に欠けた表示等を行わないよう努める。 また、広告・宣伝の中でお客さまの過剰な借り入れに対して注意喚起を行っていく等、多重債務の発生抑制にも努める。”

引用元:銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ | 一般社団法人全国銀行協会

銀行カードローンが総量規制の対象でないことをはじめ、誇大広告と判断できるような宣伝は規制の対象です。

貸金業法と同等の規制を設けており、審査なし、審査が甘いといった表現を使用するのは有り得ないでしょう。

信用情報機関の情報を活用

銀行カードローンも消費者金融カードローンと同じく、審査を行う際に信用情報を活用しています。

”(2) 貸付け審査にあたり、信用情報機関の情報等を活用するなどして、自行・他行カードローン、貸金業者の貸付けを勘案して返済能力等を確認するよう努める。”

引用元:銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ | 一般社団法人全国銀行協会

総量規制の対象外である銀行カードローンは、過剰貸付が問題視されたため、2018年以降に審査が厳格化しました。

さらに、銀行カードローンは消費者金融カードローンより低金利であるため、貸し倒れリスクを懸念し、慎重に審査を行う傾向があります。

大手消費者金融はパート・アルバイト収入があれば学生や主婦も利用可能

大手消費者金融が取り扱うカードローンは、18歳または20歳以上で申込者本人に安定した収入があれば、正社員に限らずパート・アルバイト、契約社員なども申し込むことが可能です。

大手消費者金融は、審査時間の短さや無利息サービスの提供、カードレス取引、最短10秒の振込融資など、利便性とお得さが特徴です。

成約率だけに注目せず、それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合ったカードローンに申し込んでください。

【アイフル】最短18分※のスピード融資に対応

※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。

アプリをダウンロードすれば、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMでカードレスでの借り入れも可能です。

無利息サービスは初回契約日の翌日から最大30日間適用されます。

また、申込時に自宅や勤務先への電話連絡を原則行わないと公言しており、必要な場合は事前に申込者の同意を得てから実施します。

そのため、家族や勤務先に知られずにお金を借りたい人も安心して利用できます。

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【プロミス】Web・アプリから申し込めば最短3分の即日融資が可能

プロミスは、最短3分の即日融資が可能で、利用手続きはすべてWebやアプリ上で行えるカードローンです。

借入方法にインターネット振込を選べば、最短10秒、原則24時間365日、土日祝日や夜間問わず、振込手数料0円で指定の口座に振り込んでもらえます。

2024年4月~8月の成約率は34.7~36.2%なっており、他の大手消費者金融とほぼ同水準です。

最大借入限度額は他の大手消費者金融と比べて低く設定されていますが、貸付利率と無利息サービスの適用期間をチェックしてみてください。

他の大手消費者金融の貸付利率は最高年18.0%ですが、プロミスは年17.8%です。

プロミス
金利(実質年率) 4.5~17.8%
融資スピード 最短3分※
電話での在籍確認 原則電話による
在籍確認なし

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【SMBCモビット】電話連絡原則なし・最短15分融資

SMBCモビットは、メガバンクである三井住友銀行を傘下に持つSMBCグループが提供するカードローンで、安心して利用できる点が魅力です。

申し込み、借り入れ、返済がすべてスマホで完結し、電話連絡や郵送物の発送は原則行わないと公言しています。

公式サイトの「お借入診断」で「年齢」「税込年収」「他社借入金額」の3点を入力すると、借り入れが可能かどうかをすぐに確認できます。申込前に活用するとよいでしょう。

また、借りたお金はLINEのキャッシュレス決済・送金サービス「LINE Pay」に直接チャージでき、手続きはアプリから行えます。

取引手数料などは一切かかりません。

SMBCモビット
金利(実質年率) 3.0~18.0%
融資スピード 最短15分※
電話での在籍確認 原則
電話連絡なし

※お申込の曜日、時間帯によっては翌日以降となる場合があります。

【アコム】成約率が高くて初めての人も借りやすい

アコムの成約率は37.6~42.0%(2024年4月~8月)と、大手消費者金融の中でも高く、審査に不安があるカードローン初心者も安心して利用できます。

インターネットや自動契約機(むじんくん)から申し込めば、最短20分で融資を受けられます。

振込融資なら24時間365日手数料無料で、最短10秒で借り入れが可能です。

アコム公式スマホアプリ「myac」を使えば、セブン銀行ATMでカードレス取引もできます。

原則としてお勤め先へ在籍確認の電話はなく、無利息サービスは初回契約日の翌日から30日間適用されます。

貸付利率(実質年率) 年3.0~18.0%
借入限度額 最大800万円
担保・保証人 原則不要
融資時間 最短20分
勤務先や自宅への電話連絡 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし
郵便物の発送 原則なし
申込条件 ・20歳以上の安定収入と返済能力を有する人

・アコムの基準を満たす人

借入方法 銀行振込、アコムATM、提携ATM(コンビニ/銀行ATM)
無利息サービス 初回契約日の翌日から30日間

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

【レイク】は選べる最短25分融資と選べる無利息サービスが魅力

レイクは、SBI新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社が提供するカードローンです。

Webなら最短25分融資でカードレス取引にも対応しており、21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了で即日中の振込融資やレイクアプリでセブン銀行ATMより借入れが可能です。

申込から借入れまでの手続きをスマホだけで完結できるため、郵送物の発送や店舗への来店に時間がかかる心配はありません。

他の大手消費者金融と比べて無利息サービスが長く、Web申込なら初回契約日の翌日から60日間(Web申込以外は30日間)適用します。

さらに、借入金額のうち5万円分に対する利息は180日間0円となるため、短期間で返済できる目途が立っている人なら、無利息サービスのメリットを最大限に活用できるでしょう。

貸付利率(実質年率) 4.5~18.0%
借入限度額 最大500万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短25分
勤務先や自宅への電話連絡 原則なし
郵便物の発送 原則なし
申込条件 満20歳以上70歳以下の安定収入のある人
借入方法 銀行振込、スマホATM取引(セブン銀行)、提携ATM(コンビニ/銀行)
無利息サービス 初回契約日の翌日から60日間(Web申込の場合・Web申込以外は30日間)、借入金額のうち5万円分は180日間

中小消費者金融は独自基準を設けていて審査が柔軟な傾向

中小消費者金融の最大の強みは、大手消費者金融に比べて審査が柔軟な点です。

大手消費者金融のようなAIによる機械的な審査とは異なり、中小消費者金融は顧客の個別事情を考慮する独自の審査基準を設けています。

申し込んだ全員が審査に通るわけではなく、審査が甘いわけでもありませんが、複数社からの借り入れがある人や、過去に金融事故を起こした人でも審査に通るケースがあります。

実際に大手消費者金融の審査に落ちたものの、中小消費者金融では通ったという口コミもあり、申込先として検討する価値はあります。

ただし、中小消費者金融は借入限度額、申込方法、借入方法、契約手続きの方法などによって選び方が異なります。申込先を選ぶ際は、自分が利用しやすい業者を意識して確認しましょう。

【ベルーナノーティス】配偶者貸付で専業主婦も利用可能

ベルーナノーティスは、通信販売事業者のベルーナグループが運営するカードローンです。

他の消費者金融会社と大きく異なる点が「配偶者貸付」を利用できることで、収入を得ていない専業主婦の申込が認められています。

配偶者貸付によって、申込者と配偶者の年収を合算して3分の1までの借入れが可能だからです。

Web申込なら融資時間最短30分、振込やローンカードを使ってATMから借入れを行えます

また、借入れまでに自宅や勤務先に電話連絡を行うと公言していますが、希望の連絡先に電話をかけてもらうことが可能です。

さらに、初回借入日の翌日と完済から3ヶ月経過後の借入時には、14日間の無利息サービスが適用するなど充実しています。

貸付利率(実質年率) 4.5~18.0%
借入限度額 最大300万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短30分
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 カードと利用明細書の送付あり
申込条件 20歳から80歳までの安定した収入のある人、ベルーナノーティスの基準を満たす人
借入方法 銀行振込、提携ATM
無利息サービス 初回借入日の翌日と完済から3ヶ月経過後から14日間

【アロー】アプリから申し込めば郵送物の送付なし

アローは名古屋市の中小消費者金融ですが、振込融資を利用することで、日本全国どこからでも利用できます。

審査時間は最短45分で即日融資にも対応しており、専用アプリから必要書類を送信することで、Web完結が可能です。Web完結を利用すれば、自宅に郵送物が届くこともありません。

借入限度額は200万円で、返済日は毎月5日、10日、15日、20日、25日、月末の中から選べます。複数のローンを一本化する場合は、総量規制の適用外となる借り換えローンも検討可能です。

貸付利率(実質年率) 15.0~19.94%
借入限度額 最大200万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短45分
勤務先や自宅への電話連絡 原則としてなし
郵便物の発送 Web完結なら発送なし
申込条件 21歳以上71歳までの収入がある人
借入方法 銀行振込
無利息サービス 提供なし

【エイワ】対面与信での丁寧なヒアリングを実施

エイワが他の消費者金融と大きく異なるのは、対面与信を行っている点です。

自動契約機やWeb完結での手続きではなく、来店して担当者と面談する必要があります。

一見、面倒に感じるかもしれませんが、年収や勤務先などのデータだけで審査を行う場合とは異なり、顧客一人ひとりに寄り添った対応が期待できます。

エイワのサイトでも「他の金融機関で断られたのですが、借りられますか?」という質問に対し、「現在の状況をご確認させて頂き、ご融資を検討します」と回答しており、審査に不安がある人も安心して申し込めます。

借入限度額は最大50万円で、無理のない借り入れが可能です。

貸付利率(実質年率) 貸付金額10万円未満:19.9436%、10万円以上:17.9507%
借入限度額 最大50万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短即日
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 ・承諾を頂いた場合に案内などの送付あり

・希望者にのみ領収書を発送(郵送返済の場合)

申込条件 20歳以上79歳までの人
借入方法 対面にて
無利息サービス 提供なし

【セントラル】即日借入に対応・最大30日間の無利息サービスを提供

創業50年のセントラルは、大手と変わらない充実したサービスを提供しています。

日本全国から申し込めるうえ、東京都、大阪府、神奈川県、埼玉県、岡山県、香川県、愛媛県、高知県には自動契約機や自社ATMを設置しており、手続きが可能です。

審査時間は最短30分で、平日14時までに申し込みが完了すれば即日融資に対応します。

Web完結にも対応しているため、来店不要で自宅や外出先から手続きができます。

セントラルを初めて利用する人は、最大30日間の無利息サービスが適用されるため、返済負担を減らしたい人に適しています。

また、セントラルカードを使えば、自社ATM以外でもセブン銀行ATMから1万円単位での借り入れや返済が可能です。

貸付利率(実質年率) 1万円~30万円・30万円超~100万円未満:4.80~18.0%、100万円~300万円:4.80~15.0%
借入限度額 最大300万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短即日
勤務先や自宅への電話連絡 顧客と相談
郵便物の発送 顧客と相談
申込条件 ・20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する人

・セントラルの基準を満たす人

借入方法 セントラルATM、銀行振込、セブン銀行ATM
無利息サービス 初回のみ30日間

【フクホー】顧客の現状を考慮して審査通過可否を決定

フクホーは大阪市にある中小消費者金融です。

借り換えローンも取り扱っており、複数社からの借り入れがある人は利用を検討する価値があります。

また、フクホーのサイトでは「過去に債務整理などを行った場合でも利用できますか?」という質問に対し、「お客様の現状を考慮して審査をさせていただきます」と回答しています。

Web以外に店舗からの申し込みも可能で、審査通過後にセブンイレブンのマルチコピー機から契約書類を受け取り、フクホーに送付することで即日融資を受けられます。

貸付利率(実質年率) 7.3~18.0%
借入限度額 最大200万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短即日
勤務先や自宅への電話連絡 最終審査の際に電話で在籍確認を実施
郵便物の発送 原則なし
申込条件 20歳以上65歳までの返済能力を有する人
借入方法 銀行振込
無利息サービス 提供なし

銀行カードローンは安定収入があり信用情報に問題ない人におすすめ

銀行カードローンは成約率を公開していません。

審査の通過難易度が高いとされていますが、多くの銀行カードローンは、消費者金融や信販・クレジット会社が保証会社を務めています。

以下のような人は、審査に通る可能性は十分にあります。

  • 申込者に安定した収入がある
  • 信用情報に金融事故の履歴がない
  • 返済能力や信用力が問題がない

銀行カードローンはメガバンクや地方銀行だけでなく、ネット銀行も取り扱っています。

利便性の高さは、カードローンの利用目的によって異なるため、一概には判断できません。

各銀行カードローンの特徴やサービス内容を確認し、自分に合ったサービスに申し込んでください。

【楽天銀行スーパーローン】ランクに応じて審査優遇

楽天銀行スーパーローンは、インターネット関連サービスを提供する株式会社楽天グループの子会社である楽天銀行が提供するカードローンです。

楽天の会員ランクに応じて審査を優遇しており、普段から楽天市場や楽天トラベルといったサービスの利用頻度が高い人は申し込んでみる価値があるでしょう。

金利半額キャンペーンや入会と利用でポイント還元を受けられるなど、お得なキャンペーンを多数実施しています。

また、楽天銀行スーパーローンは、消費者金融や一部の銀行とは異なり、専業主婦の申込が可能です。

貸付利率(実質年率) 1.9~14.5%
借入限度額 最大800万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短当日
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 あり
申込条件 ・満年齢20歳以上62歳以下の日本国内に居住する人(外国籍の人:永住権または特別永住権を持っている人)

・毎月安定した定期収入のある人または専業主婦

・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けられる人

借入方法 PC/スマートフォン、電話、提携ATM
無利息サービス 提供なし

※土、日、祝日が間に入る場合やお申し込みの状況等により、審査時間を数日間かかる場合もございます。

【auじぶん銀行カードローン】スマホだけで手続きが完結

auじぶん銀行カードローンは、携帯電話事業者「au」の親会社であるKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行のカードローンです。

貸付利率は年1.48~17.5%で、au IDを持っていると最大で年0.5%の金利優遇が受けられます。

手続きはスマホだけで完結し、振込融資はauじぶん銀行以外の他行への振込も可能です。

また、ローンカードを使って提携ATMからの借り入れや返済ができ、口座開設をしなくても利用できます。

貸付利率(実質年率) 1.48~17.5%
借入限度額 最大800万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短即日
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 あり
申込条件 ・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の安定継続した収入のある人

・保証会社であるアコムの保証を受けられる人

借入方法 銀行振込、提携ATM
無利息サービス 提供なし

【三井住友銀行カードローン】カードレス契約が可能

三井住友銀行カードローンは、メガバンクの一つである三井住友銀行が提供するカードローンです。

貸付利率は1.5~14.5%で、消費者金融や他の銀行カードローンと比べて低く設定されています。

三井住友銀行の口座を開設せず、来店不要で申し込みができ、カードレスでの借り入れや返済も可能です。

また、カードを使った取引では、全国の三井住友銀行ATMや提携コンビニATMの利用手数料が無料です。

貸付利率(実質年率) 1.5~14.5%
借入限度額 最大800万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短翌日(審査結果の連絡は最短即日)
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 あり
申込条件 ・申込時満20歳以上満69歳以下の原則安定したご収入のある人(年金収入のみの人は不可)

・三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる人

・使いみちが事業性資金以外の人

借入方法 銀行振込、三井住友銀行ATM/提携ATM
無利息サービス 提供なし

【三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」】口座開設なし借りられる

メガバンクの一つである三菱UFJ銀行が提供するカードローン「バンクイック」は、口座開設不要で申し込み手続きがWebで完結します。

三菱UFJ銀行ATMや提携ATMの利用手数料が無料で、専用のバンクイックアプリを使えば、借り入れや利用状況の確認も簡単で便利です。

貸付利率(実質年率) 1.4~14.6%
借入限度額 最大800万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短翌営業日
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 申込方法や契約方法によって異なる(テレビ窓口でカードを受け取りの場合、カードレスの場合はなし)
申込条件 ・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人

・保証会社であるアコムの保証を受けられる人

・原則安定した収入がある人

借入方法 三菱UFJ銀行ATM/提携ATM、銀行振込
無利息サービス 提供なし

【横浜銀行カードローン】借入限度額は最大1,000万円

横浜銀行カードローンは、神奈川県や東京都町田市などを主な営業エリアとする大手地方銀行、横浜銀行が提供しています。

貸付利率は年1.5~14.6%で、Web完結で契約が可能です。

申し込み時には横浜銀行の口座開設は不要ですが、契約手続きまでに用意する必要があります。

借入限度額は最大1,000万円で、横浜銀行ATMや提携ATMの手数料はいつでも無料です。

ただし、横浜銀行カードローンに申し込めるのは「神奈川県内全地域」「東京都内全地域」「群馬県前橋市、高崎市、桐生市」に居住または勤務する人に限られていますので、注意が必要です。

貸付利率(実質年率) 1.5~14.6%
借入限度額 最大1,000万円
担保・保証人 不要
融資時間 最短即日
勤務先や自宅への電話連絡 あり
郵便物の発送 あり(利用明細書を電子交付に切り替えれば発送なしにできる)
申込条件 ・契約時満20歳以上69歳以下の安定した収入のある人・およびその配偶者

・神奈川県内全地域・東京都内全地域・群馬県前橋市・高崎市・桐生市に居住または勤務の人

・保証会であるSMBCコンシューマーファイナンスの保証が受けられる人

・横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンスの個人情報の取り扱いに同意される人

借入方法 横浜銀行ATM、提携ATM、スマホアプリ「はまぎん365」、〈はまぎん〉マイダイレクト(インターネットバンキング)
無利息サービス 提供なし

※申し込み時間・審査次第では翌々日以降になります。

カードローンの審査に落ちる人に共通する特徴と対処方法

カードローンの審査は誰でも通るわけではなく審査に通るためにはカードローン会社が定める一定の基準を満たす必要があります。

ただし、審査に落ちる人には共通する特徴があり、その代表的なものは以下のとおりです。

カードローンの審査に落ちる人の特徴

お金を貸した以上、返済が滞ればカードローン会社は貸し倒れとなります。そうした事態を防ぐため、審査を行い、申込者の返済能力や信用力を調査しています。

審査に落ちる人の特徴に一つでも当てはまる場合、そのまま申し込んでも通過する可能性は低くなります。

カードローンの審査を有利にするために、現状を改善してから申し込むことをおすすめします。

申込条件に該当していない

カードローンを利用する際は、申込条件に該当しているかを確認してください。申込条件を満たしていない場合、そもそもカードローンに申し込む資格がありません。

申込条件はカードローンによって異なりますが、「18歳または20歳以上で安定した収入がある人」「保証会社の保証を受けられる人」といったものが一般的です。

この場合、年齢が18歳または20歳に達していない人や、年齢の条件は満たしていても無職の人は、申込条件をクリアしていないことになります。

申し込むには、年齢が条件を満たすのを待つか、安定した収入を得られる職に就く必要があります。

大手消費者金融やメガバンクが提供するカードローンであれば、全国対応しているため、国内のどこに住んでいても申し込めます。

ただし、一部の中小消費者金融や地方銀行カードローンは、居住・在勤地域を定めている場合があるため、注意が必要です。

返済能力を有していない

収入が安定していない、または収入があっても著しく低いなど、返済能力がないと判断される場合、カードローンの審査に落ちる可能性が高くなります。

返済能力を有していることは、返済の安定性につながるためです。

カードローン会社は、お金を貸しても返済がされなければ元金や利息からの収益を得られなくなります。そのようなリスクを回避するため、返済能力がない相手を審査に通すことはありません。

収入が安定しているとは、毎月一定の金額を継続的に得ている状態を指します。

たとえば、毎月ほぼ一定額の給料をもらう会社員は、収入が安定していると判断されやすいです。

しかし、収入があっても金額の差が大きい月があったり、収入0円の月があったりする人は、年収が十分でも安定した収入があるとは見なされにくくなります。

現在、収入が安定していない人がカードローンに申し込む場合、働き方の見直しを検討することも一つの方法です。

たとえば、自由業で毎月の収入が不安定な人が正社員として働き、安定した給料を得るようにすれば、カードローン会社から返済能力を認められる可能性が高まります。

信用情報に金融事故の履歴がある

指定信用情報機関が管理・登録する信用情報に金融事故の履歴がある場合、返済能力だけでなく信用力も問題視されます。このような場合、カードローンの審査に通る可能性は極めて低くなります。

金融事故とは、金銭消費貸借契約に基づき約定通りの返済ができなかった状態を指します。

信用情報に金融事故の履歴が残ると、カードローンやクレジットカードの新規申し込みや更新、増額申請に影響を及ぼすため、注意が必要です。

金融事故は、主に「長期延滞」「債務整理」「代位弁済」「強制解約」の4つに分類されます。

金融事故の種類
長期延滞 基本的には2~3ヶ月以上返済が滞った状態
債務整理 法律に則って借金問題を解決する手続き(任意整理、自己破産、特定調停、個人再生の4つのケースがある)
代位弁済 債務者が借金の返済が困難となった場合に、保証会社が代わりに債務を弁済する手続き
強制解約 クレジットカードやカードローンなどの利用において、延滞を頻繁に繰り返した、不正利用を行ったなどの規約違反を起こした場合に、契約を一方的に解約させられる手続き

ただし、金融事故が消えたからといって審査に通るとは限らないため、以下の点には注意しましょう。

  • 借金の返済を遅延しないこと
  • 他社からの借入額を減らすこと
  • 短期間に複数社のローンに申し込まないこと

金融事故の履歴は半永久的に残るわけではなく、最長7年で信用情報から削除されます。削除後は、金融事故が原因で審査に落ちることはありません。

金融事故の記録が残る期間

自身の信用情報に金融事故の履歴があるかどうかわからない場合は、各指定信用情報機関で情報開示または本人開示の手続きを行ってください。

氏名、生年月日、電話番号、利用金額、残高、遅延や法的手続きの有無などを確認できます。

なお、情報開示の方法や手数料については、各指定信用情報機関の公式サイトで案内しています。

短期間に複数社のローンに申し込んでいる

どれほど急いでお金が必要でも、短期間に複数のカードローンに申し込むことは避けるべきです。

ローンやクレジットカードへの申し込みは、信用情報に履歴として残るからです。

カードローン会社が審査を行う際、複数社に申し込んでいることが確認されると、短期間に複数の申込履歴がある=手当たり次第に申し込んでいる=お金に困っている、と判断される可能性があります。

その結果、収入や返済能力を疑問視され、審査に落ちるリスクが高まります。

短期間に何社以上申し込んではいけないという具体的な基準はありませんが、ローンやクレジットカードの申込情報は6ヶ月間、登録されます。

すでにカードローンの審査に落ちた人は、最低でも6ヶ月以上空けてから再度申し込むことをおすすめします。

審査に落ちていない人は、まず1社に絞って申し込み、その審査結果を待つとよいでしょう。

他社借入金額が多い

貸金業法の総量規制により、貸金業者から借りられる金額に上限が設定されていますが、収入に対して借入金額が多い場合も注意が必要です。

継続的に返済できる可能性が疑われ、審査に落ちるリスクが高まります。

カードローンの審査に通ることを目指すなら、借入希望金額は必要最低限に抑え、他社からの借入金額を減らしておく対応が求められます。

収入に対して無理なく返済できる金額で申し込むことで、他社からの借入金額が多い場合よりも審査が有利になります。

なお、借入希望額を必要最低限にしても、利用限度額が半永久的に変わらないわけではありません。増額審査に通過すれば、利用限度額の引き上げが可能です。

そのためには、設定された利用限度額の範囲内で定期的に借り入れを行い、遅延なく返済を続けましょう。

これを一定期間継続することで、カードローン会社からの信頼を得られます。

申込情報を正しく登録しなかった

カードローンに申し込む際は、必要情報を正しく登録してください。

事実と異なる情報を登録すると、審査に落ちるリスクが高まるからです。

仮に審査に通過しても、後に事実と異なることが判明すれば契約解除となり、その後は一切お金を借りられなくなります。

わずかな間違いは入力ミスとして処理されることもありますが、「契約社員なのに正社員として申し込んだ」「年収200万円なのに500万円で登録した」など、返済能力に直結する情報の誤りは審査に悪影響を及ぼします。

申込手続きを行う際は、登録した情報に間違いがないか必ず確認しましょう。

また、カードローン会社から間違いの指摘や確認の連絡があった場合は、速やかに対応し、正しい情報を登録したうえで手続きを進めてください。

必要書類を提出していない

カードローンに申し込む際は、カードローン会社が定める本人確認書類や、必要に応じて収入証明書類を提出しなければなりません。

必要書類に漏れや不備があると、審査に落ちるリスクが高まるため、注意が必要です。

提出する本人確認書類や収入証明書類は、カードローン会社によって多少異なる場合がありますが、一般的に以下の書類が有効とされています。

【本人確認書類】

  • 運転免許証(表面・裏面の両面)
  • マイナンバーカード(表面のみ)
  • 在留カード(永住権の記載があるもの)
  • 特別永住者証明書
  • パスポート(顔写真・住所記入欄があるもの)

※補助書類として健康保険証や住民票、公共料金などの領収書の写し

【収入証明書類】

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 所得証明書
  • 市民税・県民税額決定通知書
  • 確定申告書・青色申告書・収支内訳書

ただし、収入証明書類を提出するのは以下に該当する場合に限ります。

  • 借入希望額が50万円を超えている
  • 他社を含めた借入総額が100万円を超えている
  • カードローン会社が必要と判断した場合

これらに該当しない場合、収入証明書類の提出は不要です。

カードローンの審査に落ちた時の対処法

カードローンの審査に落ちたとしても、お金を借りるための手段が半永久的に絶たれたわけではありません。希望したカードローンの審査に落ちたら、以下の方法で対処することを検討してみましょう。

  • 他社で申し込みをする
  • 期間を開けたうえで再申込する
  • カードローン以外の方法でお金を調達する

それぞれについて解説します。

他社で申し込みをする

カードローンの審査に落ちた場合は、他社への申し込みを検討してみてください。

カードローンの審査基準は一律ではなく、提供する会社ごとに独自の基準を設けているからです。

そのため、A社の基準は満たせなくても、B社では満たしているというケースもあり得ます。

ただし、総量規制の上限を超える借り入れを希望している場合や、クレジットカードやローンの利用で問題(遅延の繰り返しや滞納中など)がある場合は、他社の審査にも通りにくくなります。

また、カードローンの申込履歴は信用情報に残るため、短期間に複数社へ申し込むと返済能力を疑われ、審査落ちに直結するリスクが高まります。

期間を開けたうえで再申込する

カードローンの審査に落ちても、再申込をしてはいけないという決まりはありません。審査に落ちた理由を理解し、解消・改善して再申込を行えば、審査に通る可能性は十分にあります。

たとえば、パート・アルバイトから正社員に転職して収入を増やせば、返済能力を高められます。

また、滞納を解消したり、返済を遅延なく継続することで信用力も向上します。

このように、返済能力や信用力を高めることで、審査を有利に進められます。

ただし、再申込を行う場合は、審査に落ちてから6ヶ月が経過した頃を目安にしましょう。

これは、信用情報に申込履歴が6ヶ月間残るため、短期間での同時申込によって審査に通りにくくなるリスクを避けるためです。

カードローン以外の方法でお金を調達する

他社への申し込みや一定期間が経過した後の再申込が難しい場合は、他の方法でお金を調達するしかありません。

たとえば、保有するクレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合、その利用可能枠の範囲内で審査なしでお金を借りられます。

ほかにも、生命保険の解約返戻金を担保に融資を受ける契約者貸付や、生活再建、進学・就学に必要なお金を借りられる公的融資の利用も検討できます。

契約者貸付や公的融資の利用が難しい場合は、単発バイトで収入を増やしたり、不要な物品を売却して現金を得るといった方法も有効です。

カードローンに申し込むときの注意点

カードローンに申し込む際には、審査の甘さだけでなく以下のような注意点があることを理解しておきましょう。

カードローンに申し込むときに注意点

カードローンの審査に通ることだけを考えた結果、後に返済不能に陥ったり、申込先選びを間違えたりして大変な思いをすることも考えられます

注意点別に解説しますので、チェックしてから申込手続きを行ってください。

事前に返済計画を立てておく

カードローンの審査に通ることだけを目指すのではなく、返済シミュレーション機能を活用し、事前に返済計画を立ててから申し込みましょう。

返済計画を立てることで、返済の遅延による遅延損害金の発生や、信用情報に遅延情報が登録されて他社のローン審査に悪影響を与えるといったトラブルを防げます。

返済シミュレーション機能は、多くのカードローン会社が自社サイトで提供しています。

借入希望額や金利、返済回数などを入力するだけで、利息額や総返済額、完済までにかかる期間を把握できます。

現在の状況やライフプランに当てはめてシミュレーションを行っておけば、現実的な返済計画を立てることが可能です。

希望借入限度額が必ず通るとは限らない

カードローンは、たとえば10万円~800万円といった利用限度額が設定されていますが、すべての人が希望どおりの金額を借りられるわけではありません。

利用限度額は一律ではなく、審査によって決まります。

審査では、年収や勤続年数などの属性情報、借入状況や申込履歴といった信用情報を調査し、その人に適した利用限度額が設定されます。

希望する借入限度額を100万円で登録しても、審査の結果、50万円に減額されることもあります。実際に設定される利用限度額は、審査結果の通知で確認できます。

勤務先に在籍確認の電話連絡が入る場合がある

カードローン審査では、勤務先の在籍確認が必要です。

その方法として、申込時に登録した勤務先の電話番号に連絡が入ることがあります。

在籍確認の目的は、申込者に安定収入と返済能力があるかどうかを確認することです。

勤務先で実際に働いていることが確認できれば、在籍確認は完了します。

大手消費者金融では、必要書類の提出で在籍確認を行うほか、電話連絡が必要な場合には事前に申込者に確認してから実施するなどの対応をしています。

しかし、一部の中小消費者金融や銀行は、在籍確認の電話が必要であることを事前に公言しているため、注意が必要です。

「審査なし」「誰でもお金を借りられる」と謳う業者から借りない

「1万円だけお金を借りたい」という場合でも、カードローンを審査なしで利用することはできません。

「審査なし」「誰でもお金を借りられる」「ブラックOK」などと謳うことは、貸金業法第16条で禁止されています。

容易に借り入れができると宣伝する業者があれば、財務局や都道府県の認可を受けていない悪質な闇金の可能性が高いため、絶対に申し込まないでください。

闇金は、通常の貸金業者から借りられない人をターゲットにしています。

そのため、消費者金融や銀行のカードローン審査に落ちた人が、他に方法がないと感じて闇金の宣伝に惹かれるケースもあります。

しかし、一度闇金からお金を借りると、10日で1割といった法外な利息で借金が雪だるま式に膨れ上がり、返済不能に陥る危険が避けられません。

さらに、返済が滞ると厳しい取り立てを受け、生活が破綻する可能性も高まります。

闇金の中には反社会的勢力と関わりがあるケースも多く、深夜や早朝の取り立て、家族への返済要求、勤務先への訪問など、一切の容赦がありません。

お金を借りようとしている業者が闇金かどうか判断できない場合は、金融庁のサイトから貸金業者の登録番号を必ず確認してください。

財務局や都道府県の認可を受けた貸金業者には、必ず登録番号が交付されています。

その他にも、SNSやインターネット掲示板で貸付先を募集する業者も闇金の可能性が高く、利用を避けるべきです。

カードローン選びに困ったらどうする?自分に合ったカードローンの選び方

カードローンの審査基準や審査に通るための対策などを検討したものの、申込先選びに迷ったり悩んだりすることもあるでしょう。

そこで、どのようにカードローンを選べばよいか分からない場合は、以下の4点から何を最優先したいのかを確認してみてください。

カードローンを選ぶときにチェックしたい項目

「カードローンでお金を借りられればどこでもよい」と考えて、カードローン選びを間違ってしまうと、使い勝手のよさや利便性の高さを感じられないかもしれません。

それぞれについてまとめているので、申込先を決める際の参考にしてみてください。

金利の低さ

金利が低ければ、その分だけ支払う利息負担を軽減できます。

たとえば、カードローンで30万円や50万円を12ヶ月間借りた場合、金利が年18.0%と14.5%では、以下のように負担額が異なります。

借入金額 金利(実質年率) 毎月の返済額 利息負担額 総返済額
30万円 18.0% 27,503円 30,036円 330,036円
14.5% 27,006円 24,072円 324,072円
50万円 18.0% 45,839円 50,068円 550,068円
14.5% 45,011円 40,132円 540,132円

毎月の返済額だけを見ると、1,000円に満たない金額差であっても、総返済額では借入金額50万円を比較すると、1万円の差が生じます。

金利が高い状態で借入金額が増え、返済期間が長期化すれば、利息負担額の差はさらに広がるでしょう。

返済期間が長くなる見込みがある場合は、金利の低いカードローンを選ぶことが、利息負担を軽減するために有効です。

借入限度額が必要額を上回っているか

カードローン会社ごとに貸付条件は異なり、借入限度額も例外ではありません。

たとえば、A社の借入限度額は最高800万円でも、B社は500万円といった違いがあります。

高額な借り入れを希望する場合は、必要な金額に対して最大借入限度額がどのくらいかを確認してから、申込先を選びましょう。

注意点として、最高借入限度額が高いカードローンに申し込んでも、希望どおりの限度額が設定されないこともあります。

特に、貸金業法の総量規制の対象となる消費者金融では、どれだけ最高限度額が高くても、借りられる金額は年収の3分の1までに制限されます。

また、総量規制に抵触せずに800万円の利用限度額が設定されるには、最低でも年収2400万円が必要です。そのため、多くの人にとって800万円の借り入れは現実的ではないといえます。

融資までに要する時間

「今すぐにお金を借りたい」「スピード融資が可能な会社に申し込みたい」という場合は、即日融資に対応する消費者金融カードローンを選ぶとよいでしょう。

消費者金融の中でも、大手や一部の中小業者は即日融資を提供しています。

早ければ、申し込み手続きから最短30分や1時間で借り入れできたケースもあります。

ただし、即日融資だからといって、必ず申し込んだ当日中にお金を借りられるとは限りません。

申込時の情報や提出書類に不備がある場合や、確認事項が発生して連絡を取る必要がある場合は、融資までの時間が長引く可能性があります。

融資までの時間を短縮したい場合は、申込情報に誤りがないか、提出する書類がカードローン会社の指定したものかを事前に確認してから申し込むとスムーズです。

無利息サービスの提供

給料日や賞与日が近く、借り入れ期間が長期化しない見込みがある人は、無利息サービスを提供するカードローンを選ぶとよいでしょう。

無利息サービスを利用すれば、定められた一定期間内は利息負担が発生しないからです。

無利息サービスは、カードローン会社が新規契約者向けに提供するサービスで、大手消費者金融や一部の中小消費者金融、ネット銀行などで利用できます。

一方、メガバンクや地方銀行が提供するカードローンは、無利息サービスを設けていないのが一般的です。上限金利が消費者金融より低い場合でも、借り入れ日の翌日から金利が発生します。

無利息サービスを提供するカードローンでは、たとえ上限金利が適用されていても、定められた期間内に完済すれば利息負担を気にする必要がありません。

ただし、Web明細の登録など、無利息サービスを利用するための条件が定められていることがあるため、事前に確認しておきましょう。

大手消費者金融カードローンの無利息期間は以下の通りです。

カードローン名 無利息期間
プロミス 初回借入の翌日から30日間※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です
アイフル 初めての方なら契約日の翌日から最大30日間
SMBCモビット なし
アコム 初回契約日の翌日から30日間
レイク 初回契約日の翌日から60日間(Web申込の場合・Web申込以外は30日間)、借入金額のうち5万円分は180日間

上の表からプロミス、アイフル、アコムは短期間で返済ができる人向きレイクは返済に余裕を持たせたい人向きといえます。

SMBCモビットには無利息期間がありませんので、無利息期間を利用したい人は注意しましょう。

審査が甘いカードローンを知りたい人のQ&A

審査が甘いカードローン、審査を確実に通すための攻略法を公開するカードローンはありません。こちらでは、審査が甘いカードローンのよくある質問とその答えをまとめています。

カードローン審査において間違った解釈をしないためにも、事前準備をしたうえで申込手続きを進めましょう。

  • 借入金額が少なければ審査に通る?
  • ネット銀行は審査に通りやすい?
  • クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いは?
  • 消費者金融や銀行の規模によって審査が甘くなる?
  • 審査に落ちたことが周りにバレる可能性は低い?
  • 固定電話があると審査が有利になる?

カードローン審査に不安がある人は、ぜひチェックしてみてください。

借入金額が少なければ審査に通る?

借り入れ金額が少ないからといって、カードローンの審査に通過することが確約されるわけではありません。

カードローン会社が定めた基準を満たしていなければ、どれだけ借り入れ金額が少なくても審査に落ちる可能性があります。

ただし、カードローンの審査では、返済能力を判断する際に収入と借り入れ金額のバランスが適切かどうか、総量規制に抵触していないかを慎重に確認します。

そのため、返済能力の観点から考えると、借り入れ金額が多い人よりも少ない人のほうが審査が有利になる傾向があります。

ネット銀行は審査に通りやすい?

ネット銀行だからといって、審査に通りやすいわけではありません。

カードローン会社が基準とする返済能力と信用力を満たしていなければ、審査に落ちる可能性があります。

ただし、メガバンクが提供するカードローンでは申込対象年齢が65~69歳であるのに対し、ネット銀行では70歳を超えた人の借り入れを認めるケースもあるため、利用者の間口は広がっています。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いは?

クレジットカードのキャッシング機能とカードローンは、どちらも専用カードや振込融資でお金を借りられますが、同一のサービスではありません。

クレジットカードのキャッシング機能はクレジットカードの付帯機能である一方、カードローンは借り入れ専用に特化したサービスです。

担保・保証人が不要で、設定された利用限度額(利用可能枠)の範囲内で借り入れと返済を繰り返せる点は、クレジットカードのキャッシングとカードローンに共通しています。

また、資金使途は事業性資金を除いて自由なため、幅広い目的に利用できます。

ただし、クレジットカードのキャッシング機能は、カード申込時に設定を希望する必要があり、審査を経て返済能力や信用力に問題がないと判断されて初めて利用限度額が設定されます。

手持ちのクレジットカードにキャッシング機能が付いている場合、追加の手続きや審査なしでATMや振込融資から即時に借り入れが可能です。

一方で、クレジットカードにキャッシング機能がない場合は、別途申し込みと審査が必要となり、借り入れまでに日数がかかる可能性が高くなります。

また、カードローンの利用限度額は最高800万〜1,000万円(カードローンによって異なる)であるのに対し、一般的なクレジットカードのキャッシング限度額は10万〜100万円程度にとどまります。

消費者金融や銀行の系列や規模によって審査が甘くなる?

消費者金融や銀行の系列や規模によって、審査が甘くなることはありません。

貸金業法第13条では、契約締結時に顧客の返済能力を調査することが義務付けられています。

そのため、系列や規模に関係なく、安定した収入がない、あるいは返済能力を超えるほどの借り入れがある人は、返済の継続性が疑われ、審査に通らないからです。

ただし、本人の属性、他社からの借り入れ状況、信用情報の内容についての判断基準は、消費者金融や銀行によって異なります。

そのため、大手の審査に通って中小の審査に落ちるケースも、逆に中小の審査に通って大手の審査に落ちるケースも考えられます。

審査に落ちたことが周りにバレる可能性は低い?

審査結果は、申込時に登録したメールアドレスへの通知や電話連絡で確認できます。審査に通過しても落ちても、その事実がカードローン会社以外の第三者に共有されることはありません。

ただし、登録したメールアドレスが家族や勤務先で共有されている場合や、携帯電話の着信情報を他人に確認される状況にある場合は、カードローンの審査を受けたことが知られる可能性が高まります。

カードローンの審査を知られたくない場合は、メールアドレスや携帯電話の管理に注意しましょう。

固定電話があると審査が有利になる?

カードローンの申込情報には、固定電話または携帯電話番号の登録が含まれますが、可能であれば両方を登録することをおすすめします。

固定電話は実際に居住する場所で契約されるため、現住所の証明につながり、審査が有利になる可能性があるからです。

携帯電話のみで生活している人も多いかもしれませんが、固定電話の登録が信用力の向上にかかわる場合があります。

「固定電話に電話がかかってくると家族に借り入れが知られるのでは」と不安に思い、固定電話の登録を避ける人もいるでしょう。

しかし、カードローン会社からの連絡は基本的に携帯電話にかかってきます。例外として、返済が遅延し、携帯電話で連絡が取れない場合、自宅の固定電話に電話がかかることがあります。