中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業の生産性向上を支援するため、IoTやロボットなどの省力化製品の導入費用を補助する制度で、第1回公募の申請締切日は2024年7月中旬を予定しています。

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1.「中小企業省力化投資補助金」とは？

2024年に第1回公募が開始する「中小企業省力化投資補助金」は、中小企業の生産性を向上させ、賃上げに繋げることを目的とした補助金です。

〇中小企業省力化投資補助金のメリット

• 自社の課題に合わせた様々な省力化商品を使って業務改善を行うことが出来る
• 最新の省力化製品を最大半額で導入することが出来る

△中小企業省力化投資補助金の注意点

• 賃金の要件が達成できない場合、補助額の減額又は返納が求められる場合がある
• 効果報告の決算状況によって受領した補助金額を上限として収益納付する場合がある

補助金対象になる省力化製品は？

IoTやロボットなどの製品本体価格と導入経費が対象となります。導入する省力化製品は、「製品カタログ」から選択し導入します。対象製品は随時更新され、掲載数も増えていく見込みです。

【2024年6月11日更新】第1回公募スケジュール

※日程は変更になる場合があります。最新のスケジュールは公式サイトをチェックしてください。

2.補助金の対象となる企業と要件

日本国内に拠点を置く中小企業が対象で、製品カタログに掲載されている省力化製品には業種が紐づけられており、そのうち1つ以上が該当する必要があります。

その他以下のような要件が設定されています。

引用：中小企業省力化投資補助事業｜公募要領

3.補助金額と補助率

補助上限額は、交付申請時の従業員数によって異なります。

• 従業員5名以下→200万円/賃上げ目標達成の場合300万円
• 従業員6～20名→500万円/賃上げ目標達成の場合750万円
• 従業員21名以上→1000万円/賃上げ目標達成の場合1500万円

補助率は、1/2以下となっています。

4.補助金申請の流れ

画像引用｜全国中小企業団体中央会

中小企業省力化投資補助金の申請には「gBizIDプライム」アカウントが必要なので用意しておきましょう。

1. 事業計画の策定: 中小企業等と販売事業者が共同で策定
2. 交付申請: 電子申請システムを通じて行う
3. 補助事業の実施: 12か月以内に省力化製品の受注・納入、導入支援を行う
4. 実績報告と補助金の支払い: 実績報告を行い、補助額が確定後に補助金が支払われる
5. 効果報告期間: 補助事業終了後も効果報告が必要

事業計画は、販売事業者のサポートを受けながらの作成になります。

審査基準と採択のポイント

採択に向けた審査で大きく注目されるのが、省力化効果が期待できる合理的な事業計画になっているか？という事です。事業の有効性や実現可能性を審査されるので、まずは自社の課題解決が対象の省力化製品で可能かどうかチェックしてみて下さい。

5.補助金申請についてのご相談はJコンサル

いかがでしたか？2024年6月に公募を開始する新しい補助金制度「中小企業省力化投資補助金」をご紹介しました！事業課題の解決・従業員確保のための賃上げを検討されている中小企業の皆様は、ぜひチェックしてみて下さい。

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