2024年【補助金対象】人気のクラウド会計ソフトの機能を比較
クラウド会計ソフトは、時間や場所を問わずアクセスでき、データのリアルタイム共有や連携が可能なため、会計業務の効率が格段に向上します。IT導入補助金や業務改善助成金を活用すれば、最大9割引きの価格で購入できる可能性があります。
本記事では、国内シェア率の高いクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」「弥生会計 オンライン」の2つの機能を比較しながら、ツールの選び方や補助金申請のポイントを解説します。
ー目次ー
1.クラウド会計ソフトの特徴と利便性
クラウド会計ソフトは、インターネットを介して利用できる会計ソフトです。ウェブブラウザや専用アプリケーションを通じてアクセスし、インターネット経由でソフトウェアにログインし、データを入力・管理します。
✅どこでもアクセス可能な柔軟性
クラウド会計ソフトは、インターネットに接続されていれば、場所を選ばずにアクセスが可能です。オフィスだけでなく、自宅や出張先でも経理業務を行うことができ、リモートワークの推進にも貢献します。
✅リアルタイムでのデータ共有
クラウド会計ソフトでは、入力したデータが即座にクラウド上で更新されます。これにより、複数の担当者が同時にデータを確認・編集でき、経理情報の一元管理が容易になります。経営判断を迅速に行うための基盤となるでしょう。
✅自動アップデートと法改正対応
クラウド会計ソフトは、ソフトウェアベンダーによって自動的にアップデートされます。これにより、法改正や税制変更にも迅速に対応でき、常に最新の状態で利用できます。手動でのアップデート作業が不要なため、運用負担が軽減されます。
2.クラウド会計ソフトの選び方
クラウド会計ソフトには、簿記・仕訳入力や試算表作成、総勘定元帳などの基本機能の他に、ソフトによって異なる機能が搭載されています。クラウド会計ソフトを選ぶ際には必要な機能をリストアップし、コストやサポート体制が自社に合っているかをチェックしましょう。
自社に合った機能を選ぶ
クラウド会計ソフトによって、搭載されている機能の違いやカスタマイズがあります。操作のしやすさや担当者の管理範囲等を考慮し、必要な機能を決めていきましょう。以下が会計ソフトに搭載できる機能の例です。
機能1.請求書と経費管理
請求書を簡単に作成し、クライアントに電子メールで送信できる「請求書作成・送信機能」、経費の記録と承認プロセスを自動化し経費精算を効率化をする「経費精算機能」、領収書をスマホで撮影してアップロードし、自動で経費として記録などの「領収書の保存機能」等があります。
機能2.銀行連携とキャッシュフロー管理
銀行口座を連携し、自動で取引データをインポートしたり、現金の流れをリアルタイムで把握し、資金繰りを予測する機能があります。
機能3.給与計算と支払い管理
給与の計算を自動化し、税金や保険料の控除を含む給与明細を作成する給与計算機能や、取引先への支払いスケジュールを管理し支払いを自動化する機能があります。
機能4.在庫管理と販売管理
在庫レベルをリアルタイムで追跡し在庫補充のタイミングを管理したり、売上データを自動で記録し、販売状況を把握する機能があります。
機能5.レポートと分析
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書などの財務レポートを自動で作成したり、経営指標(KPI)を追跡し、企業のパフォーマンスを分析する機能があります。
機能6.税務対応
消費税、所得税、法人税などの税金を自動で計算して税務申告書を自動で作成し、税務当局への提出を支援する機能があります。
機能7.モバイル対応
スマートフォンやタブレットからアクセスできるモバイルアプリを提供し、外出先でも会計業務を行える機能もあります。
コストとサポート体制
クラウド会計ソフトの導入には、初期費用とランニングコストがかかります。価格帯や支払いプランを比較し、予算に合ったソフトを選びましょう。補助金対象のクラウド会計ソフトなら、75%割引で購入できる可能性も!
また、導入後のサポートの充実度や対応スピードを確認しておくと安心です。補助金対象のクラウド会計ソフトに関するお問い合わせは、JSaaSストアのカートからどうぞ!
3【JSaaSストアおすすめ】人気のクラウド会計ソフトを比較
補助金対象ツールのみ掲載されているカタログサイト「JSaaSストア」では、2024年のIT導入補助金対象商品や、業務改善助成金が使えるクラウド会計ソフトが掲載されています。
気になる商品をカートに入れてお問合せボタンをクリックすると、商品に関する詳細や使える補助金、割引額がわかります!お気軽にお問い合わせください♪
マネーフォワード クラウド会計
マネーフォワード クラウド会計は、低コストな内部統制に対応した会計ソフトで、バックオフィス全体の業務効率を向上させるためのデータ連携機能が強みです。
データの暗号化、クラウドバックアップなどにより、安全にデータを管理・運用でき、取引データの自動取得やスキャナ保存の要件確認など、手間を削減する機能が充実しています。
主要機能
- 伝票入力(仕訳入力)
- 支払管理
- 集計表・レポートの出力
- 経営状態の把握
- 決算書の作成
- 消費税集計
- 帳票作成
- 電子帳簿保存法対応
- スキャナ保存の要件を満たしてデータ化
- 紙帳簿保管が不要に
- 電子取引データを自動で書類保存
サポート内容
- メールサポート
- チャットサポート
- セミナーや使い方動画などのコンテンツ
- 初心者向け導入サポートあり
弥生会計 オンライン
弥生会計オンラインは操作が簡単で、簿記の知識がなくても会計処理ができるクラウド会計ソフトで、会計業務の自動化、経営状況の見える化、税理士・会計事務所との連携機能が充実しています。
インボイス制度・電子帳簿保存にも対応しており、表計算ソフトや他社会計ソフトからの移行も簡単です。
主要機能
- 決算書の作成
- 仕訳・記帳の自動化
- 経営状況の見える化
- 税理士・会計事務所連携
- 金融機関連携
- 店舗効率化・POSレジ連携
- 請求書連携
- スマホアプリ対応
- インボイス制度・電子帳簿保存法対応
- 各種帳票の作成(現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳など)
サポート内容
セルフプラン
サポートは初期の最大2か月間のみ
ベーシックプラン
- 電話サポート
- メールサポート
- チャットサポート
- 画面共有サポート
- 仕訳相談
- 経理業務相談
- 福利厚生サービス
クラウド会計システムを開発
クラウド会計ソフトを導入するのではなく、自社オリジナルのシステムを開発し、カスタマイズ機能を充実させてより効率的な会計業務を実践する方法もあります。
複雑な業務フローや特定の業界・業種に特化した機能が必要な企業では、柔軟性が高く、長期的に見るとコストがかからないオリジナルシステムを活用することで、より高い業務革新の効果が得られます。
JSaaSストアでは、補助金が使えるシステム開発会社も多数掲載しておりますので、ぜひチェックしてみて下さい!
4.クラウド会計ソフトが対象となる補助金
クラウド会計ソフトの導入費用は、「IT導入補助金」と「業務改善助成金」の対象です。
この2つの制度の対象者は中小企業・小規模事業者等で、それぞれの制度の目的である、業務効率や生産性向上、賃金アップなどを目的とした事業計画を実施する必要があります。
IT導入補助金
IT導入補助金は、中小企業の生産性向上を支援するための制度で、クラウド会計ソフトの導入費用の申請枠は「インボイス枠」に該当します。
会計・受発注・決済のうち1機能以上を有するソフト場合
補助額:50万円以下
補助率:最大4/5
会計・受発注・決済のうち2機能以上を有するソフト場合
補助額
補助額:50万円~350万円以下
補助率:最大4/5
インボイス枠で会計ソフトを申請する際に、ソフトを使用するためのパソコン・タブレット ・プリンター ・スキャナ ・複合機POSレジ ・モバイルPOSレジ ・券売機などのハードウェアなどを併せて購入するとハードウェアの購入費用も補助対象となります。
業務改善助成金
業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上と事業場内最低賃金の引き上げを目的とした制度で、賃金の引き上げ額・従業員数に応じて補助率・上限額が異なります。
補助額:
30円コース:最大130万円
45円コース:最大180万円
60円コース:最大300万円
90円コース:最大600万円
補助率:最大9/10
賃金要件や物価高騰要件の認定がある企業では、パソコン、スマホ、タブレット等の端末と周辺機器などのハードウェアの購入費用も対象となります。
5.補助金でクラウド会計ソフトを購入する方へ
株式会社ライトアップでは、補助金の活用を検討している中小企業・小規模事業者の皆様に向けて様々な補助金申請・活用支援サービスを実施しています。
「使える補助金制度はどれ?」
「どのクラウド会計ソフトが自社に合っているかわからない」
「補助金制度を最大限活用する方法は?」
「申請業務負担を減らしたい」
「採択率を高めるにはどうしたらよい?」
などクラウド会計ソフト導入費用の補助金申請について疑問がある方は、全国1万社以上の申請サポート実績を持つJコンサルに無料相談してみて下さい!