【採択企業インタビュー】技術系コンサルタントが挑んだ「小規模事業者持続化補助金」採択の舞台裏
北海道を拠点に、技術コンサルティングや設計支援、セミナー講師などを手掛ける企業が、今回、地域に根ざした「藍染め文化」を次世代につなぐための新規事業に挑戦し、“第17回 小規模事業者持続化補助金”に採択されました。
ものづくりや伝統技術の継承をテーマとした新しい取り組み。その背景にはどのような思いや課題があったのか、採択までのプロセスや株式会社ライトアップのサポートについてお話を伺いました。
■ 事業紹介
Q:まずは御社の会社概要や事業内容について教えてください。
A:技術系のコンサルタント業を中心に、機械設計や技術講習、セミナー講師などを行っています。企業向けに技術サポートを提供しながら、新たなものづくりにも挑戦しています。
■ 申請のきっかけと不安
Q:今回、どの補助金に採択されたのですか?
A:第17回 小規模事業者持続化補助金です。
Q:補助金申請を考えたきっかけは?
A:新規事業の立ち上げに伴う資金調達です。
藍染めをテーマにしたものづくりや研究開発を進め、北海道の藍染め文化を全国に広めたいという思いから、申請を決めました。
Q:補助金申請は初めてでしたか?
A:自分で申請をしたことはありますが、サポートを受けての申請は初めてです。
Q:申請時に不安はありましたか?
A:補助金ごとにテーマやターゲットが明確にありますが、自分が描く事業の方向性と、国や機関が求める方向性が本当に一致しているのかが分からず、不安がありました。
そこを“示してもらえた”ことが非常にありがたかったです。
■ サポート活用の経緯と印象
Q:数ある支援会社の中で、株式会社ライトアップを選んでいただいた理由は?
A:以前は自分で書類を作成していましたが、正直どう書けばいいのか分からないまま進めていました。
専門家の視点を取り入れたいと思い、株式会社ライトアップに相談しました。
Q:実際にサポートを受けて、どの点が助けになりましたか?
A:小規模事業者補助金の特性や申請の流れを踏まえ、全体の方向性を整えていただけた点が大きかったです。自分だけでは難しかった部分が、スムーズに進められました。
■ 申請準備の工夫・大変だったこと
Q:書類準備で大変だった点は?
A:書類自体は自分で準備できますが、最も大事なのは“中身の方向性”です。
自分で申請したときは採択率があまり良くなかったのですが、今回はしっかり採択をいただけました。
その理由は、事業の方向性と補助金の目的を合わせられたからだと感じています。
■ 採択後の変化・効果
Q:採択が決まったときの率直なお気持ちは?
A:嬉しかったですが、同時に「ここからが大変だ」と気が引き締まりました。
Q:補助金を使って、具体的にどのような事業を進めていきますか?
A:主に広告・宣伝・営業活動にかかる費用です。内訳や見積もりを現在精査しているところです。
■ 今後の展望・ビジョン
Q:今後、補助金を活用した事業をどのように展開していきたいですか?
A:今回の補助金を活用し、藍染めの文化を次世代に継承するプロジェクトとして広めていきたいと考えています。
藍染めは“伝統工芸”や“廃れた技術”のように見られることもありますが、その価値を改めて見つめ直す取組みにしていきたいです。
Q:今後も補助金制度を活用したいと思いますか?
A:はい。現在は「ものづくり補助金」の申請準備を進めています。
小規模事業者持続化補助金は宣伝広告が中心ですが、ものづくり補助金は研究開発・設備投資が中心となるため、目的に応じて申請を使い分けています。
■ 他の申請希望者へのメッセージ
Q:申請に迷っている企業へメッセージをお願いします。
A:書類準備は確かに大変ですが、やらないより絶対にやった方がいいです。
特に自分だけで進めるより、サポートを借りた方が間違いなくスムーズに進みます。
今回お話を伺った同社は、技術系コンサルティングという専門領域にとどまらず、伝統文化の継承という新たなチャレンジに踏み出されています。
補助金は、その挑戦を後押しする大きな力となりました。
「やりたい事業はあるが、資金面で一歩踏み出せない」「書き方が分からず不安」
そんな企業の皆さまにこそ、今回の事例が背中を押すきっかけになれば幸いです。
株式会社ライトアップでは、初めての申請でも安心して進められるよう、専門チームがサポートしています。
補助金を活用し、あなたの挑戦が新しい価値を生み出す一歩になることを願っています。