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ものづくり補助金(15次)の採択結果が発表!気になる採択率や今後のスケジュール

ものづくり補助金(15次)の採択結果が発表!気になる採択率や今後のスケジュール

更新日 2024.01.18
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9/29(金)17:00に、第15回ものづくり補助金の採択結果が発表されました!

今回の公募では、5,694社が応募し、2,861社が採択されるという結果でした。(採択率50.2%)15次ものづくり補助金を振り返りながら、今後のスケジュールについてもご紹介します。

 

 

1.15次ものづくり補助金の採択傾向を分析!

ものづくり補助金の採択結果や傾向は、ものづくり補助金総合サイトで公開されています。それらの情報を元に、特に大事なところにフォーカスしてご紹介していきます!

 

  • 申請企業は増加傾向。一方で、採択率は減少傾向。(10次公募は、2022年5月締切)
  • 2023年に入ってからの14次、15次公募では、採択率50%。2社に1社が採択という低調気味。

  • 枠別では、通常枠の申請数が圧倒的に多く、3872社が申請している。これは全体の68%を占める。
  • 通常枠、回復賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠の3枠は採択率が約50%となっており、それ以外のグリーン枠、グローバル市場開拓枠が大きく平均採択率を下げていることが分かる。

 

これ以外にも、ものづくり補助金総合サイトのデータポータルを見てみると、様々な採択事業者の分析結果が掲載されています。

  • 申請者の従業員数は、5名以下が43%。20名以下と合わせると約75%が、0~20名の中小企業、もしくは個人事業主となる。
  • 一方で、採択率は従業員数が多い方が高くなる傾向が読み取れるため、小規模の事業者の場合、より説得力ある事業計画書を作成することが求められているのかもしれません。


(出典:ものづくり補助金総合サイト データポータル

  • 業種割合は、製造業が特出しているものの、幅広い業種の会社が申請している。製造業の採択率が高いのは、投資対効果を示しやすいから?
  • その他の業種の場合も、「〇〇を導入することによって、何が、どのくらい(数値で)変わるのか」を説明することが重要!


(出典:ものづくり補助金総合サイト データポータル

  • 申請額は500万円以上750万円未満の割合がもっとも多く、約33%。
  • 「申請額が高いと採択率が下がるのでは?」というご質問をいただくこともありますが、グラフを見るとそういった傾向はみられない。
  • ただし、投資額をしっかりと回収することができる収益計画がたてられているかどうか、は審査に関わってきますので、やみくもに高く申請しないようにしましょう!


(出典:ものづくり補助金総合サイト データポータル

 

2.どんな事業が採択されている?

公開されている採択結果一覧からランダムに抜き出してみました。実に多種多様ですね!

  • ドローンで実現する超湿地工法の効率的施工技術
  • 誘導加熱装置導入による生産性向上及び新規受注獲得
  • 「紅はるか」の生産効率向上および大学芋、芋ジェラートの開発・販売
  • GPSと連動したAI自動音声観光ガイドによる観光案内付バスツアー
  • 海水浴場すぐそば日帰り天然温泉の食事処へ配膳ロボットの導入等
  • 本場フランス仕込みのパンの提供によるブランド力強化を通じた生産性向上取組
  • DRレントゲン機器導入による「業務効率化」と「医療の質向上」
  • プロジェクションマッピングを導入したステージカーの開発
  • AI自動配車システムによる小規模タクシー事業者間Maas構築 
  • ネットオーダー&決済、店舗受け取りによる老舗饅頭屋の劇的改善
  • ブライダル&イベント業界向け、特注記念品およびグッズの製造販売事業 
  • 納豆製造設備の自動化、省力化による生産性向上および製造量増強
  • 3D冷凍フリーザー導入による、高付加価値冷凍魚の増産
  • モノ売り印刷業からの脱却!「販売店支援(リテールサポート)」サービスの提供
  • 人材マッチングプラットフォームによる人材紹介サービスの提供


現在、ご自身が想定している事業がものづくり補助金の対象になるのか確認したい方はお気軽にコンサルタントへお問合せください。

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3.次回以降の申請スケジュールは?

ものづくり補助金は、現在16次締切の申請受付中です。(2023年10月3日現在)

  • 申請締切 ~2023年11月17日(金)17:00

その次の公募については、16次公募が締め切られた後に発表されます。おおよそ3か月ごとに締切が設けられるので、2023年12月か、2024年1月が締切となる可能性が高いです。

ものづくり補助金の採択率は50%前後。不採択だった場合は、何度でもチャレンジすることができます。そのため、申請をご検討されているのであれば、1回でも早い公募で申請できるよう準備を始めていただければと思います!

 

4.申請対象ツールを探すなら

ものづくり補助金では、以下のような経費が対象になります。

  • 機械装置・システム構築費
  • クラウドサービス利用費
  • 試作品の原材料費
  • 運搬費
  • 技術導入費
  • 知的財産権等関連経費
  • 外注費
  • 専門家経費
  • 広告宣伝費・販売促進費(海外展開限定)
  • 海外旅費(海外展開限定)
  • 通訳・翻訳費(海外展開限定)


現在、JSaaSストアにはものづくり補助金が活用できる製品を300件掲載しています。気になるものがあれば、お気軽にお問合せください。

 

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