【2024年】設備投資に使える国の補助金・助成金一覧表|採択事例も紹介
中小企業・個人事業主が対象の補助金・助成金を使って設備投資を行うことで、最大1億円・補助率3/4を受給することができます!本記事では、設備投資に活用できる国の補助金・助成金制度について詳しく解説します。
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1.設備投資に使える補助金・助成金一覧
設備投資費用が対象となる、国の補助金・助成金制度は以下の5つです。
すべての制度の給付金は基本的に返済不要で、設備投資の他にも幅広い経費が対象となります。
2.各種制度の設備投資の範囲は?
対象経費の範囲は、各制度や申請枠ごとにそれぞれ異なります。ご自身の事業で購入する設備はどの制度で申請するべきかを見極めて、最適な制度を選択しましょう。
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「事業再構築補助金」の対象設備投資
「事業拡大」を目的とした設備投資の一例
- 厨房機器
- 美容機器
- 店舗改装費用
- 製造機器
- ロボット
- システム開発費用
- 建物費 などなど・・・
「ものづくり補助金」の対象設備投資
「経営革新」を目的とした設備投資の例
- 厨房機器
- 美容機器
- 店舗改装費用
- 製造機器
- ロボット
- システム開発費用
- 新商品開発費 などなど・・・
「小規模事業者持続化補助金」の対象設備投資
「販路開拓」を目的とした設備投資の例
- 厨房機器
- 美容機器
- 店舗改装費用
- 製造機器
- 広告宣伝費
- 展示会費用 などなど・・・
「IT導入補助金」の対象設備投資
「ITツールの導入」を目的とした設備投資の例
- 会計・労務など社内管理ソフト
- 予約・受注など顧客管理ソフト
- DX推進ツール
- ECサイト
- パソコン・タブレット
- 技術導入費 などなど・・・
「業務改善助成金」の対象設備投資
「生産性向上」を目的とした設備投資の例
- 厨房機器
- 美容機器
- 店舗改装費用
- 製造機器
- 業務用車両
- パソコン・タブレット などなど・・・
3.補助金と助成金の違い
補助金と助成金の主な違いは、「金額」「採択率」にあります。
補助金の採択率は、制度により異なり申請や審査に細かい条件が設定されていることが多く、平均40%。受給金額は、50万円から最大1億円まで、高額の制度も存在しています。
助成金の採択率は、原則100%で各助成金ごとに設定された条件を満たせば受給することが可能です。受給金額は、50万円前後で補助金と比較すると少額であることが多いです。
採択率40%と難易度が高い補助金制度も約90%の採択を実現しているJSaaSでは補助金・助成金の申請をサポートしております!
4.各種制度の概要と採択事例
各種制度の簡単な概要と、実際の設備投資に活用された採択事例を紹介します!
補助金適用には細かい条件が設定されており「どの設備が対象になるのか分からない」という方も多いでしょう。ここからご紹介する採択事例で紹介する商品は、補助金・助成金適用商品のカタログサイトJSaaSストアで取り扱いがございますので、ぜひチェックしてみてください!
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①事業再構築補助金
中小企業・個人事業主を対象とした事業再構築補助金の用途は「事業拡大につながる事業資産への相応規模の投資」です。
- 最大1億円受給が可能(中小企業に人気の枠の場合)
- 幅広い経費が対象になる
- 補助率は最大3/4
設備投資の他にも、ECサイト関連費用・内装工事費用・研修費用などが対象経費となります。
■事業再構築補助金の設備投資事例
飲食店経営者Yさんは、新店舗の厨房設備投資で3つの調理器具を購入費用として事業再構築補助金を申請し、約1002万円設備投資費用を抑えることに成功しました!
合計約1340万円の厨房機器は補助金適用で、おおよそ338万円で購入することができました。
②ものづくり補助金
中小企業・個人事業主を対象としたものづくり補助金の用途は「経営革新につながる事業資産への相応規模の投資」です。
- 人気の通常枠では最大1250万円受給が可能
- 製造業だけではない幅広い業種が対象
- 補助率は最大3/4
設備投資の他にも、ECサイト関連費用・内装工事費用・研修費用などが対象経費となります。
■ものづくり補助金の設備投資事例
美容サロン経営者のNさんは、新しいサービスの導入のために整体ベッドの購入費用をものづくり補助金として申請し、約61万円設備投資費用を抑えることに成功。
約90万円の整体ベッドは補助金適用で、おおよそ29万円で購入することができました!
③小規模事業者持続化補助金
小規模事業者等を対象とした小規模事業者持続化補助金の用途は「経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓の投資」です。
- 最大200万円受給が可能
- 通常枠では商工会議所の支援を受けながら事業計画書を作ることが条件
- 補助率は最大2/3
設備投資の他にも、広告費や展示会費用、内装工事費用などが対象経費となります。
■小規模事業者持続化補助金の設備投資事例
小売業経営者のKさんは、ECプラットフォームでの販売の効率化を実現する自動ツール購入費用を小規模事業者持続化補助金として申請し、約32万円設備投資費用を抑えることに成功。
約48万円のITツールは補助金適用で、おおよそ16万円で購入することができました!
④IT導入補助金
中小企業・個人事業主を対象としたIT導入補助金の用途は「IT関連ツールの事業資産への相応規模の投資」です。
- 最大450万円受給が可能
- 国の認定を受けたITツールのみ補助対象なので要注意
- 補助率は最大3/4
設備投資の他にも、コンサルタント費用やサポート費用などが対象経費となります。
■IT導入補助金の設備投資事例
英会話教室経営者のEさんは、新しいサービスの導入のためにオンライン商談ツールの購入費用をIT導入補助金として申請し、約24万円設備投資費用を抑えることに成功。
約36万円のITツールは補助金適用で、おおよそ12万円で購入することができました!
⑤業務改善助成金
中小企業・陣事業主を対象とした業務改善助成金の用途は「生産性の向上につながる事業資産への相応規模の投資」です。
- 最大600万円受給が可能
- 条件が合えば車やハードウェアなども対象となる
- 補助率は最大9/10
設備投資の他にも、ECサイト関連費用・内装工事費用・研修費用などが対象経費となります。
■業務改善助成金の設備投資事例
お弁当店経営のHさんは、デリバリーサービスの導入のためバイクの購入費用5台分を業務改善助成金として申請し、約198万円設備投資費用を抑えることに成功しました!
約264万円のバイク(5台)は補助金適用で、おおよそ66万円で購入することができました!
5.補助金を使って設備投資をお考えの皆様へ
補助金の申請に際して、正確な情報提供や申請書類の適切な作成が必要です。ここで大切なのは専門家のアドバイスを受けることです。豊富な知識や経験を持つ専門家に相談することで、スムーズかつ効果的な申請を実現することができます。
JSaaSでは、これまでに全国1万社以上の補助金・助成金申請支援を行っています。
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